1. 事業の目的
当事業は、高鍋商工会議所が働き方改革推進支援助成金「団体推進コース」の助成金を活用し、中小企業の事業主団体が所属する企業(構成事業主)の労働条件の改善を図るために、時間外労働の削減や賃金引上げに向けた取組を実施することを目的とし実施しました。具体的には、大阪府大阪市で開催された「Food Style Kansai 2024」への出展を通じて、参加企業の製品の認知度向上と収益改善を促進し、雇用者の労働環境を向上させることを目指しました。
2. 実施した取組
「Food Style Kansai 2024」への参加。以下はその概要です。
・開催日時: 令和6年1月24日(水)~25日(木)10:00~17:00 (最終日は16:00)
・開催場所: インテックス大阪(〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102)
・出店事業者: 4社
(株)餃子の馬渡、鶏専家一本気、(株)デイリーマーム、(株)日向利久庵
・合計来場者数は、1月24日(水)12,464名、1月25日(木)11,325名、合計23,789名
・展示会内容:
出展事業者は自社の製造商品を展示し、百貨店や流通業のバイヤーに向けた提案商談を積極的に実施しました。
製品の認知度向上を積極的に図り、収益の改善を目指しました。
3.開催の様子
4. 実施効果
出展事業者のFood Style Kansai 2024での積極的な商談と展示により、新たな販路の開拓が期待される。有効な商談が多く見受けられ、通常の事業活動では見込むことのできない成果が予測される。バイヤーや流通業者との繋がりが形成され、これにより地域内外での商品展開が拡大され、売上の多角化が促進され、売上向上が期待される。売上の向上は、事業者による賃金引上げや労働条件の改善に直結し、雇用者の生活水準向上が図られる。また、収益の増加が企業の成長を促進し、新たな雇用の創出に繋がる。今回、働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)を活用し、大規模展示会に参加したことにより出展事業者の事業の発展をはじめ、それに対する準備や商談を行う中で働き方改革への意識改善にも繋がる結果となった。